こんにちは。住職です。
今年も無事にお盆の合同供養がつとめられました。8月13日の新盆、14日の一般、2日間合計で約1300名超の皆様をお迎えいたしました。
特に例年混雑を極める14日の一般合同供養では、これまで7時9時11時の3回の法要に加えて13時の法要を新設しましたが、参列者の数は以下の通りでした。
7時…196名
9時…256名
11時…264名
13時…86名
毎年9時と11時に家族連れのお参りが増えるため、例年通りの混雑となりましたが、13時のご法要では涼しい本堂で広々と参列される方々のお姿が見られました。
来年以降、混雑を避けたいという方には、13時のご法要もおすすめいたします。
今年もご法要のしおりを制作しました。北海道は鶴居村を訪ね、釧路湿原の大自然の中で心に浮かんだ言葉です。
現代は
見えるものだけを見て
見ようとしないものは見えず
見なくていいものばかり見て
見るべきものが見えない社会
お盆とは
見えないものを感じて
見ようとしないものも探して
見なくていいもは忘れて
見るべきものが見えてくる世界
お盆に限らず、故人を偲ぶための大切な心ですね。
子ども用には、やさしく噛み砕いた内容のしおりを配布しています。
難しいことを難しく説明するのは簡単なこと。子ども用のしおりを作るのが、最も難しいかもしれません。
恒例の高校生までの子ども土産には花火セット。
今年は約190名のお子様を迎えました。
法要は家族全員で参列してほしいというのが住職の願いです。お寺の空気に触れ、命の教育を学び、家族の時間を過ごす。
「送り火で花火をするのが家族の大切なイベントになりました」
こんな嬉しいご意見もお寄せいただきました。
花火セットの余り約30セットは、福島市土船の児童養護施設青葉学園へ寄贈してまいりました。
青葉学園は毎年子どもたちの通学用のバスチケットを寄付しておりますが、様々な事情により親元で生活出来ない子どもたちが、夏休みの笑顔あふれる時間を過ごすことを祈るばかりです。
暑さ対策、イスの配置など檀信徒みなさまの意見をもとに改善に努めてきましたが、来年は今年以上に駐車場が不足することが予想されることから、境内各所より本堂までのピストン輸送を検討しております。
もし何かお気付きの点やリクエストがありましたら真摯に検討しますので、いつでもご意見をお寄せください。
お寺では、はやくもお彼岸の準備です。
皆さまのお参りをお待ちしております。
住職
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