祝日である11月3日の文化の日。本日は文知摺観音普門院からの紅葉の状況をお知らせします。日当たりなどの場所によりますが、本日から今週末までという見込みです。
境内入り口から水月庵付近。
手水鉢は自然に散った紅葉が美しいですね。華美な花を敷き詰める手水鉢もSNSには多く見られますが、このように風の縁に運ばれて枯れゆく命が辿り着く姿を見ていると、余計な人間の飾りを入れたくなくなってきます。
あるがままに枯れて、散りゆくもみじが水に揺れる。それをそっと見守る。
観音堂付近の様子。屋根の工事も終わり新しい銅板の色を見られるのは今のうちです。次第に緑青が出て味わいのある色に変わります。
文知摺石付近。このあたりは今が見頃です。朝は逆光、夕方には順光になります。昼は上から差す光が幾重ものグラデーションを作り出します。
松尾芭蕉の銅像から受処付近。職員の佐藤さんも繁忙期を支えてくださる大切なスタッフです。これから週末にかけて御朱印も混み合います。手書きの場合はお時間がかかる場合もございますので、お時間にゆとりを持ってお出かけください。
皆様のご来寺をお待ちしております。
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