年が明けて寒波が到来し、福島でも雪が続いています。毎日雪かきに追われている方も多数いらっしゃることと思います。
境内では大雪の日には参道と主だった駐車場までの除雪が入りますが、個別の墓地までは皆様のご協力をお願いしております。真冬とはいえ月命日や正当のご命日に、どうしても墓参にという方も多いでしょう。
毎年この季節、墓参の皆様へご協力をお願いしているのは、不凍栓の使用についてです。
氷点下になる日も多いこの季節は、水道の蛇口を使っているとすぐに凍結して水が出なくなってしまいます。そのため、蛇口は開いたまま、上部にある不凍栓の方の蛇口をお使いいただくことをおすすめしています。
皆様のご協力により水道管トラブルもだいぶ減りましたが、それでも何らかの不調により凍結している場合は事務所にてお水をお渡しいたします。本堂横の事務所へお声かけください。
境内ではサンシュユのつぼみが膨らみ始めました。
間も無く本堂前の土手には福寿草が雪の下から顔を出すでしょう。春の訪れが、すぐそこまで来ているのですね。
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」
春を待つ心は嬉しいものの、境内は冬ならではの水墨画のような景色も美しいものです。粗茶ですが、暖かい部屋とお茶をご用意しておりますので、長靴を履いてお参りするのもまた良き哉と思います。
2月1日より、本堂内にて貴重な文化財でもある「涅槃図(ねはんず)」の展示が始まります。
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