本堂の音響システムの老朽化に伴い、このたび安洞院護持会の営繕事業としてアンプ、プレイヤー、ミキサーなどの設備を一新いたしました。
これまでは別棟の客殿しのぶ会館の音響設備からスピーカーを引いていた簡易の音響システムでしたが、それぞれの独立した音響システムを導入し、本堂の法要や葬儀での細やかな音の調整が可能となりました。
マイクはワイヤレス3系統と有線3系統の合計6本の同時使用が可能となります。CDの再生の他、外部入出力、スマートフォンなどからのステレオピンジャックでの有線接続、Bluetooth接続など、幅広い用途や拡張性も考慮しました。
スピーカーはこれまでの4台にさらに2台を追加し、本堂の隅々まで音が届くようになりました。
操作パネルは古い演台を大工さんに加工してもらい、司会原稿やタブレットなどを置いて使用できるようになっています。司会、講演など、幅広く活躍してくれそうですね。
良い音は大切なおもてなしの一つ。
これから徐々に講演会や文化事業なども再開してまいりますので、本堂にてより良い音でみなさまをお迎えできれば嬉しいです。
今回の音響工事では工事費の一部を護持会からの助成金として使用させていただきました。檀信徒の皆様には心より感謝申し上げます。詳しくは近日中にお送りする事業報告と決算報告にてご報告申し上げます。
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