毎年恒例の行事、地元学童クラブの子どもたち約50名が安洞院を訪問し、坐禅体験が開催されました。
さすが50人の子どものエネルギーとパワー。
わずか90分の講座でしたが、声がカラカラに枯れてしまいました!(笑)
坐禅は身体をほぐす動作から入り、子どもたちの生活の実例を示しながら、飽きないように進行していきます。
みんな立派に坐っていましたね!
ここ最近行っているのが、ご焼香の作法や、神社とお寺の違い、お参りの仕方など。
きちんと理由を説明しながら進行していくことで、分かりやすく学ぶことができます。
核家族化が進み、生活の知恵を伝授してくれるお年寄りの存在が子どもたちから離れていっていると感じています。
スマホやネットの検索により知恵袋サイトなどから手に入るチープな二次情報が溢れています。
お寺でもそういう光景に出会うことも度々あることから、きちんとした日本文化や仏事のマナー教育の必要性を痛感しています。
ご焼香の作法、みんなで楽しくパーフェクトに学ぶことができました。
こういう経験を家庭の中で話題にすることで、子どもたちから親が学ぶという循環が出来れば嬉しいですね。
仏像観察。
これは何?
どんな意味?
何の動物に乗っている?
話題が尽きませんね。
僧形の文殊菩薩が獅子の上で坐禅を組む姿に「バランス感覚と体幹を鍛えるため!」
と答えたサッカー少年の回答も。
和やかな時間が過ぎていきます。
終了後は、みんなで涼しい部屋で麦茶を飲んで休憩。
お疲れさまでした。
毎年恒例の行事。
また来年もお待ちしております!
住職
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