ここ最近は毎週末、ほぼ休みなく終活相談が入っています。中でも多いのがお墓にまつわる相談です。空き家問題と同じく、核家族が分家して次々に作られていった墓石は、少子化に伴い一人の人間が複数の墓地を支えるケースも増えてきました。
いくつか、ここ最近寄せられる質問をご紹介します。
・苗字が違うとお墓に入れない?
・仏教とキリスト教の遺骨を一緒の墓に入れてはだめですか?
・友達と一緒にお墓に入れますか?
・嫁ぎ先のお墓に入りたくないので、自分だけ散骨にしてほしい。
・墓じまいの見積もりが高すぎる(または安すぎるので怪しい)。
など、人それぞれに抱えている問題は多岐にわたります。この問題が難しいのは、法律などではなく、地域の慣習や親族の考え方などによってベストアンサーが変わってしまうことです。まるで答えの無い禅問答の如き世界なのです。
当院には年間200件を超える相談が寄せられ、法的な問題については都度弁護士など専門的な知識を仰ぎ、地域の慣習やこれまでの前例などから、一人一人に向き合って相談業務に努めております。
しかし、当院の場所柄、車や交通手段がなく行きたくても行きにくいというお声もいただいてきました。そこで、今回は人数限定となりますが、福島駅前徒歩1分の「よりそう相続サロン」のスペースをお借りして、お墓の勉強会を行うこととなりました。まだ若干の空きがあるようですので、ご興味のある方はこの機会に「お墓とは何か、お墓の歴史や文化、お墓にまつわる感動話」などなど、お墓について学び、一緒に語りませんか?
今回のセミナーについて、12/1付の福島リビング新聞に掲載された告知コラムです。住職としての考え方、墓碑銘の研究などで社会学的な調査をしてきた経験をふまえ、世の中のさまざまなリスク管理について考えるFPとしての知識など、みなさんの生活にお役に立てるよう精進してまいります。
ご来場お待ちしております。
お申し込みはよりそう相続サロン 0120-679-500 まで。
0コメント