師走に入り、境内各所の大掃除が始まりました。山内の者だけではどうしても手が足りず、この季節には心強い助っ人がお仕事に入ってくださいます。清掃、ワックス、薬剤を用いてのクリーニングなど、プロの技は本当にすごいですね。福島市本内のリベラルさんには長く安洞院を縁の下から支えていただいております。
定期的なメンテナンスの他、ここ最近の大きな仕事では祈りの丘さくらの石畳の高圧洗浄クリーニング、山門の木材部分の灰汁洗いクリーニングと腐食防止加工など、現在の美しさだけでなく、これから先の30〜50年まで考えて計画的に境内の維持管理にあたっています。
(画像:2023年5月の山門クリーニング)
山門の柱の部分は風雨が特に当たりやすく腐食しやすくなります。今回は白木本来の美しさを取り戻し、防水・防腐加工を施しました。水をかけると水滴が玉のようになり流れていきます。足元には銅板を巻き、付け根部分の腐食対策を行いました。
本日12/14は終日、第一位牌堂の清掃が入るため廊下が歩きにくくなっております。お参りの際はお気をつけてお越しください。
これから12月中の平日を中心に、境内各所の一斉清掃やメンテナンスが入ります。ご不便をおかけいたしますが、気持ちよく新年を迎えるための準備となりますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
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