絵本に翻訳シールを貼って東南アジアの各地へ送る「絵本を届ける運動」(シャンティ国際ボランティア会)では、毎年18,000冊もの絵本を各地へ届けています。安洞院では今年も30冊の絵本を購入し、檀信徒やボランティアの方々のお手伝いにより全ての翻訳シール貼り付け作業が完了しました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
安洞院で行われたボランティア作業の様子。一枚一枚、絵本の翻訳シールを切り取って貼り付けていきます。熟練の方は他の方が1冊仕上げる間に2冊仕上げてしまう方もおられました。
完成した絵本の最後には、作業をした人の名前が日本語と現地の言葉で書かれます。50音表をもとに自分の名前を練習するのもまた楽しいものですね。
最近はカメラをかざすだけでAIが自動で翻訳してくれるGoogleレンズなどの機能もあり、書いた言葉を確かめてみるとうまく表示されたりされなかったりと、またここでも盛り上がるのでした。
ボランティア作業をしてくださった皆さんと。
今年度もおかげさまでシャンティ国際ボランティア会では18,000冊を超える絵本を準備することができました。これから絵本は東京のシャンティ事務所に集められ、陸路や空路を経て事業地である東南アジア各国に届けられます。
住職も昨年12月にカンボジアの小学校を訪れました。まさに食い入るように本棚から持ってきた絵本を夢中に読み耽る光景は圧巻でした。識字率が向上し、教育の機会が平等に与えられることは今後の未来を担う子どもたちにとって本当に重要なテーマです。今後も「絵本を届ける運動」のボランティアは継続してまいりますので、どなたでもご自由にご参加ください。日程は随時ホームページに更新してまいります。
なお、個人で参加される場合は一冊3,000円の費用にて絵本キットがご自宅に届きます。企業や団体でのCSR活動の一環として行うこともできますので、詳しくはシャンティ国際ボランティア会へお問い合わせください。企業の社会貢献活動、社員への国際協力研修として、とても良い機会になることと思います。
次年度の絵本については、今年12月からは一部の申し込みが開始となり、年明けの1月からは全ての絵本が申し込み可能となります。購入する絵本については現地のリクエストを受けて日本語の新品の絵本をシャンティ国際ボランティア会が購入し、それぞれの地域向けごとのお申し込みを受け付ける形となります。(自分の好きな絵本を購入して送れますか?というお問い合わせもいただいておりますが、その点はどうかご寛恕ください)
皆様のご参加、ご応募をお待ちしております。
住職
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