ハワイ盆ダンスツアー②ワイパフ大陽寺

ハワイ盆ダンスツアー2日目。いよいよ今回の旅の目的である盆ダンスに参加する日を迎えました。ワイパフ大陽寺の会場へ向かいます。大陽寺の石井怜慧住職と事前に打ち合わせを重ね、安洞院のメンバーで準備やお手伝いのボランティアも参加させていただくことになりました。


今回の盆ダンスのフライヤーです。よく見てみると、両日ともに「Okinawan」の文字があります。ワイパフ大陽寺の周辺には沖縄から移住した日系人が多いとのことで、音楽やエイサーなどの盆ダンスの内容のほか、当日の屋台のご飯も沖縄ルーツのものが多数ありました。これもまた歴史を伝える一つの文化、ハワイのお寺で三線の音に聞き入ってしまいました。


裏方で料理をする皆さん。英語がメインですが、日本語を話せる方もたくさんおられました。たこやき、サーターアンダギー、焼きそばなど、ものすごい量を作っていました。


私たち安洞院でもブースを出店、福島から持参したユニフォームTシャツ、手拭い、ポストカード、御朱印などを販売しました。おかげさまで沢山購入していただき、さっそく盆ダンスで手拭いを使ってくださる方も。利益の一部はお寺へドネーションとして寄付いたしました。手拭い、御朱印、ともに大人気でした。


御朱印です。ライブで書いて行きます!

シンプルで日本的な御朱印がいいですね。

Tシャツは安洞院所蔵の墨蹟(白隠慧鶴・半身達磨図)からスキャンした「見性成佛」(けんしょうじょうぶつ:自己の内面に宿る仏性を見つめることで悟りを開く)の文字をモチーフに安洞院のロゴを入れたものを制作しました。多数のお買い上げ、Mahaloです。


こちらはクッキングチーム。屋台で販売する現地のソウルフード「スパムおむすび」を握りました。量、形、固さなど、なかなかシビアな基準だったようです。こちらもすごい量を握られていました。

安洞院盆ダンスツアーの牽引役、テレビCMにも出演されているお二人です。この顔出しボードは今年初めて制作されたとのことで、大勢の人が集まって撮影会を楽しんでいました。

薄暗くなる頃から盆ダンスのオープニング、大陽寺太鼓の演奏が始まりました。

ついで、お盆のご供養のお経です。右手前の石井住職が導師を務め、私たち日本人僧侶も一緒に参加しました。御詠歌のお唱えも入り、とても素敵な御詠歌がハワイの空に響いていました。曹洞宗の梅花講は年々規模が縮小していくことが懸念されていますが、ハワイでも梅花講があるのはこちらの大陽寺様のみとのことです。

日々研修を重ねておられる様子はFacebookなどでも投稿されており、みなさんの熱意が伝わってきます。改めて御詠歌の良さを屋外で味わい尽くしました。

法要が終わると、盆ダンスのスタート。老いも若きも男も女も、日系人も現地の人々も、肌の色も人種も超えて、やぐらの周りを何周も踊る姿は圧巻でした。日本の盆踊りよりもだいぶテンポが早く、踊ればなかなかの運動量になります。さまざまな音楽が流れますが、私たち福島の人間として何よりも嬉しいのは「福島音頭」(相馬盆唄)が人気の曲目として踊られていることです。

福島からハワイに移住した先祖が伝えた相馬盆唄は、今も現地で多くの人に愛されている。それをこの目と耳で確かめることができました。


下の動画は以前のワイパフ大陽寺の盆ダンスのものですが、動画の1時間13分ごろから「福島音頭」をご覧いただけます。福島市のあたりではこの相馬盆唄をルーツにしたものがベースとなっているため、私たち福島市の人間が聞いても節回しやメロディーにその片鱗を感じることができると思います。

気がつけばあっという間に撤収時間でした。最後に、石井住職(中央右)と駒形総監(中央左)を囲んで。(未成年は顔出しNGにしてあります。)


これまで安洞院では、主にアジア方面へのツアーを企画し、タイ、カンボジアなどの国での研修や学びのツアーを開催してきました。今回は物価高や円安、ホルムズ海峡の問題による燃油の高騰など、多くの問題がありましたが、ご参加の皆様や現地の関係者のおかげで本当にすばらしいツアーとなりました。コロナ禍前に企画したものでしたので、住職としては念願を超えた悲願のツアーでありました。

皆様、誠にありがとうございました。

安洞院ではこれからも寺院ならではの国内外の旅を企画し、仏教を学ぶ時間や機会を共に作っていきたいと考えています。

住職 合掌

antouin's Ownd

福島県福島市の曹洞宗寺院・安洞院のオウンドメディアです。ブログ記事とソーシャルメディアの投稿を中心に、お寺の各種法要やイベント告知・報告をアップしていきます。寺院の歴史沿革や詳細については公式サイト(http://antouin.com)を御覧ください。

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