動物愛護週間でもある秋のお彼岸、安洞院では恒例の法要であるペットのための慰霊法要が執り行われました。
100名超の方々にご参列いただき、一同に動物たちのみたまに供養のまことを捧げました。
今回はチャリティの寄付先である福島大学より、福島大学ねこサークルの学生さん2人がボランティアとして参加。受付のサポートや会場のお手伝いをお願いいたしました。
3年前に約20名だったメンバーは、現在、なんと60名近くもいるのだそうです!学内の猫の様子や個体の情報など、グループLINEなどのSNSで情報共有をしているとのこと。神出鬼没の気ままな猫たちを相手にするのには、便利なツールがある時代だと思います。
須弥壇のご本尊には、ペット供養塔の本尊であるあいりん地蔵尊の原画を掛け、お供えはドッグフードとキャットフードを。
法要後は、供養のお塔婆の裏の空きスペースにメッセージを記入します。かれこれ10年以上続いているご供養後の大切な時間です。
どんなメッセージがあるのでしょう。
お手紙のようにメッセージを記入するもの。
一生懸命絵を描くお子様のもの。
お母さんとお子さんの合作!
毎年力作を奉納してくださる方も…
お寺として門を開き、檀信徒以外の方もお迎えするにあたり、このように共通の目的をシェア出来る法要というのは本当に有難い機会です。
年に一度、大切な家族である動物たちに思いを馳せる。そしてそれが現世を生きる動物たちのいのちを支える活動に巡ってゆく。
そのような現代社会のハブであり、触媒としての寺院でありたいものです。
期間限定の御朱印、ガチャも大人気でした。
また来年も皆さまのお参りをお待ちしております。
今回の浄財の中より、動物たちのシェルター活動に奔走するNPO法人SORAアニマルシェルター、大学キャンパス内で地域猫との共生を目指す福島大学ねこサークル、それぞれ地域で活動する団体に3万円と御朱印とガチャの浄財を寄付させていただきました。
謹んでご報告申し上げます。
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