「祈りの丘さくら」動画を公開しました

8月初旬にオープンした芝生型自然葬永代供養墓苑「祈りの丘さくら」のイメージ動画を安洞院のYouTubeチャンネルにて公開しました。コロナ禍のため県外からの見学を見合わせている方も多く、これまでは写真をお送りしたり、スマホの動画を直接お送りしたりというやり取りも多く、動画の制作について春ごろから打合せを進めてきました。


このたび、2本の動画を公開しました。

こちらがロングバージョン(1分54秒)の動画です。



「祈りの丘さくら」の特設サイトの他、各種SNSなどでも公開しました。一枚の画像ではなかなか全体を見るのが難しいところですが、こちらの動画では上空からのドローン映像の他、正面、後方、芝生のアップ、観音像の表情など、すみずみまでご覧いただける内容となっております。




続いて、2本目の動画はショートバージョン(41秒)の動画です。こちらは安洞院のInstagramなど、より短い時間の動画メディアのために制作されています。最後の夕暮れ時のタイムラプス映像はともて美しいですね。これから秋の季節は空気も澄み、夕焼けの美しさは一段と増すことでしょう。



動画の最後には祈りの丘さくらの敷地より信夫山を仰ぐドローンのカットが使用されています。古くはこの田んぼの場所に阿武隈川が流れていたと言われています。この水田の先には、縄文時代の遺跡「じょーもぴあ宮畑」があります。古くから水と山の恵みが人々の暮らしを支えていた豊かな場所だったのでしょう。今も在来種のホタルが少数ながら飛んでいます。


このロケーションを墓所に選ぶ際、墓地そのものよりも景観の美しさをいかに生かすかということが大きなテーマでもありました。祈りの丘さくらは、景色、採光、拝む人たちの視点や動線など、ひとつひとつを丁寧に確かめて作られています。


豊かな自然、美しい水田、里山の景観があり、遠くは吾妻連峰を拝む。目の前を遮る高い建物もなく、ふくしまの美しい自然すべてを借景にできる。この美しさはお金や一朝一夕で出来るものではなく、先人たちが田畑を守り耕し続けてきた土台の上に成り立っていることに気づかされます。土に還り、雄大な自然の中で手を合わせるということは、天地自然への感謝の念や畏敬の念を喚起させてくれます。


門前の水田の稲穂が次第に頭を垂れて、黄金色に輝くようになります。恵みの秋がやってきますね。安洞院ではいつでも門を開いて、見学や相談をお受けしております。ぜひお気軽にご相談ください。


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安洞院の四季の映像に続き、今回の動画制作でも福島市内のすばらしい映像制作チーム、株式会社フォーカスさんのお世話になりました。ありがとうございました!


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