芝生の上にある花。
これは第1期の自然葬永代供養墓「祈りの丘」の写真です。風に吹かれた花が飛んで来たわけでは無く、お参りの方々が供えたものです。大切なご家族が眠る芝生の上に生花を供えるというご供養は、誰が始めたという訳でもなく、一人、また一人と行っていくようになりました。
一定期間が過ぎたら管理業務として回収していますが、薔薇が供えられることもあれば、カーネーションや菊の花、スミレやタンポポなどの野の花が供えられることも。故人が好きだった花なのでしょうね。
「祈りの丘さくら」の記事にも書きましたが、こちらの祈りの丘にも数え切れない生花が供えられました。涼しいお盆でしたので花もきれいなまま保たれており、本当に壮観です。
他の遺骨との合祀をせず、個別に埋葬する尊厳を永代にわたり守り、後継者が居ても居なくても安心して皆が皆で支えていくお墓。年々増えていく生花に、これからの時代のひとつの完成形を見ています。
今年も芝生の上の一輪の花に、葬儀でお見送りしたご家族それぞれのエピソードを思い出していました。
安らかに…。
※第1期自然葬永代供養墓地「祈りの丘」は全区画完売のため現在お申し込みは出来ません。ご希望の方は現在分譲中の「祈りの丘さくら」のサイト等をご覧ください。
※祈りの丘では、納骨時以外芝生の上に立ち入ることは出来ません。お花を供えている方は区画の外周から届く範囲の場所にお供えをされています。
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