毎年恒例の子ども坐禅会が開催されました。
今年の内容はアロマキャンドル作り、坐禅、流しそうめん、そして夜のクラシックコンサート。坐禅を中心に外遊びから芸術やアートまで、日帰り坐禅会の限界に挑戦するような内容となりました。
キャンドル作りの先生は、昨年に続き、福島市内でアロマセラピーサロンを営む門奈順子先生。スタッフの皆さんと一緒に楽しく進行していきます。
好きな色を選ぶ。
芯を入れて、自分好みの色合いを作り、溶かしたロウを注入。座敷が甘い香りに包まれていきます。。
氷につけて冷やす間に、本堂へ移動し坐禅。
身体と呼吸とこころを調える坐禅の基本を、学校生活やスポーツのシーンに当てはめて分かりやすく説明していきます。
柔軟な子どもたちはやり方のコツや基本さえしっかりと抑えれば、自ずと集中していきます。それにしても小さい子ほど股関節の可動範囲が広い、羨ましいですね!
坐禅とおはなしの時間を終えて会場に戻ると、アロマキャンドルが完成していました。一つは自宅のお土産に、もう一つは夜のクラシックコンサートの装飾に使います。
よく出来ました!
日が傾いて来る頃になると、外に夕食の準備が整いました。流しそうめんでの夕食に一同大興奮(笑)
長さ6メートルの竹を庭師さんに仕込んでもらいました。壮観ですね〜。
涼やかな水の音が境内に響きます。
ちくわ、トマト、ゼリーなど、色々なものが流れてきます。
一番美味しく食べられる場所を見つける子どもたち。食べても食べても減らない!と叫んでいました。
最後は住職からの総括と、お楽しみじゃんけん大会。豪華景品を巡り熱い戦いが繰り広げられました。
昨年までは毎年肝試しを行なっていましたが、今年は新しい形での開催に。肝試しが怖すぎて来れなかった子も今年は安心して参加出来たとの事。何よりですね。
五感をフルに刺激して物作りや外遊びを楽しみ、心と身体を坐禅でしっかりと鍛える。ひと昔前の当たり前の環境は、現代では珍しいものになるのかもしれません。
多くの人が集まり、お寺でこのような時間を提供出来ることは本当に有難い機会です。
来年は肝試しをやってください!というご要望も多数。早くも来年に向けて企画を練る日が続きそうです。お楽しみに…
ご参加のみなさま、有難うございました。
いよいよキャンドルに火が灯り、本堂に人々が集ってきます。。
(其の2、コンサートへ続く)
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